ひとつにつながれた緑化で多彩な形状
こちらの場所は、老人福祉施設ですが、通行の邪魔にならないように配慮が必要です。壁面は掲示物や窓があるため、有効活用できるスペースが殆どありませんが、天井面を活用することで、緑ある空間を実現しています。
カフェの天井部に設置することで、緑と光が降り注ぐ空間づくりを行っています。
ミーティングルーム上部のパーゴラにみどりコネクトが設置されています。コンパクトなミーティングルームですが、空間を妨げず、緑化を行っています。
みどりが増えてゆく緑化
生長することで、どんどん緑被率が高まります。
土の場合は、土自体が数年で経年劣化をするため、長期にわたり管理することができず、植え替えや交換の必要があります。
しかし、ハイドロカルチャーの場合は、植え込み材が経年劣化しない為、そのまま植物を育て、大きくすることができます。
自動潅水管理
生長する緑化を支えるためには、常に安定的な水分供給が必要です。
土の場合、スタッフが1鉢1鉢給水しなくてはならず、また、常時メンテナンスするわけではありませんので、適切な水管理を長期間にわたり行うことができません。
ハイドロカルチャーでは、水管理を自動潅水化でき、1日数回、全ての植物に適切な潅水を行うことができ、長期的な成育が可能になります。
景観を損なわない管理設備
パイプの中を通る水は、給水タンクよりポンプによって汲み上げられます。給水タンクは、プランターと兼用となっており植栽が施されます。
これにより景観を損なうことなく、効率的な植栽を実現しています。
また定期的に循環する水は、エアレーション効果により、水の鮮度(溶存酸素)を適切に保ちます。